中国地質調査局の鐘自然局長は、このほど開催された全国地質調査業務会議で、「中国の地質調査体制は各種エネルギーの探査を拡大しており、シェールガス資源探査やウラン鉱石資源探査で一連の重大な進展を実現した」と述べた。人民日報が伝えた。
昨年はオルドスの南東部、湖北省宜昌市、貴州省遵義市、河南省開封市などで、シェールガスの重大な発見があった。松遼盆地の周辺、銀額盆地、羌塘盆地の油ガス探査で重要な進展があった。オルドス盆地、ジュンガル盆地の石炭エリア、大慶油ガスエリアのウラン鉱石探査で画期的な進展があった。四川省で世界クラスのリシア輝石鉱が発見された。青蔵(チベット)鉄道沿線の措美県で、205度高温地熱蒸気が見つかった。神狐海域の1000億立方メートル級天然ガス水和物資源エリア、瓊東南海域で天然ガス水和物の実物が掘削された。海洋油ガス地質調査に重大な発見があった。共同探査により、初めて緻密油ガス層から石油を掘削し、油ガス探査の新たな領域を切り拓いた。中国は第12次五カ年期間(2011−15年)に、第2期鉱山地質環境調査を完了し、12万カ所以上の鉱山地質環境情報システムを構築した。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年1月20日