20日は、1年で最も寒い日とされる二十四節気の「大寒」だった。ここ数日、中国の東北、華北地域では、今年の冬で最も冷え込みが厳しくなり、凍える寒さとなっている。中国中央気象台の予報によると、シベリアから最強クラスの寒波がやって来るため、21日以降、中東部地域は北の方から南の方へと寒さが一層厳しくなると見られている。新華社が報じた。
今週、北京は今年の冬で最も寒い1週間に。北風が冷たく、骨までしみる寒さになっている。そのため、マスクや帽子、手袋、ダウンコート、スノーブーツなど、完全防備で寒さ対策をしている人の姿が目立つ。だが、この寒さは始まりにすぎない。
現在、シベリアでは最強クラスの寒波が控えており、今後1週間、最高気温が0℃を切る日が続くなど、北京は厳しい冷え込みが続く見込みだ。新疆維吾爾(ウイグル)自治区と東北地域の東北の一部を除く中国のほとんどの地域がこの大寒波の影響を受けそうだ。