米カリフォルニア大学アーバイン校の研究者はこのほど、母親が授乳中に携帯電話を使ったり、ショートメールを送った場合、赤ちゃんの正常な脳の発育を損ね、友達と遊びたがらず、幸福感を得られないといった情緒障害を引き起こす可能性があるという。生命時報が伝えた。
研究者によると、うつ病などの情緒障害の発症は、遺伝子や周囲の環境から影響を受ける(特に敏感な発育期)。母親が育児に集中しないことで、子供の青春期の行為に影響が生じる。携帯電話による予期できない細切れの干渉も悪影響をもたらす。研究者は育児中の母親に対して、予期せぬ要素の発生を防ぐため、携帯電話の電源を切るよう勧めている。安定的で一定した育児により、赤ちゃんの脳のドーパミン受容体が、幸福感を得るためのルートを育むことができる。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年1月21日