中国経済新聞雑誌協会はこのほど、同協会が選ぶ「2015年10大経済ニュース」を発表した。(編集KS)
2015年10大経済ニュース
(1)第13次五カ年計画の提言が発表され、イノベーション、協調、グリーン、開放、共有の「5大理念」によって今後5年間の発展が導かれることになった。
(2)中央経済政策会議が2016年の経済政策を計画し、供給側の構造改革の推進に力を入れるとした。
(3)課題に向き合い、安定の中で進歩を求め、通年の経済成長率は7%前後に達した。
(4)「インターネットプラス」行動計画が始動し、「大衆による起業・革新」が徐々にブームとなった。
(5)人口政策に重大な調整が行われ、「二人っ子政策」が全面的に実施された。
(6)人民元が国際通貨基金(IMF)の特別引出権(SDR)の構成通貨(通貨バスケット)となり、人民元の国際化が新たな一歩を踏み出した。
(7)「メードインチャイナ2025」がうち出され、製造強国戦略の十年行動要綱が加速的に推進された。
(8)中央政府の貧困撲滅・開発政策会議が開催され、農村人口7千万人以上が着実に貧困から抜け出した。
(9)A株市場が夏に災厄的な大暴落を迎え、経済運営のリスクが注目を集めた。
(10)保険産業が逆風の中で発展を遂げ、中国が世界3位の保険市場になった。
「人民網日本語版」2016年1月25日