2016年1月26日  
 

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日本ではなぜネットショッピングが流行らないのか? (2)

人民網日本語版 2016年01月26日10:32

もし日本に行ったことがある人なら、きっとその良質なサービスに深い印象を受けたことだろう。お店で買い物するために足を踏み入れると、その清潔に保たれた環境は目と心を十分に楽しませ、軽やかなBGMに心を躍らせ、人間味あふれた商品陳列にお客は知らず知らずのうちにひたすら買い続けることになる。また日本の販売員のサービスは世界一流で、微笑みを浮かべながら柔らかい口調で敬語で話すのは基本的な要求に過ぎず、お客の質問に対して、彼らは可能な限り受け答えし、ニーズを満たそうとしてくれる。

数ヶ月前、ある友人の友人たちが日本にフリープランで旅行に来た際、友人から頼まれて彼らを一度招待して一緒に食事をした。その席で彼らは私に今回の旅行で行った観光地について語り、日本の清潔な環境と、おいしい食べ物、特に良質なサービスを絶賛した。あるオシャレな年配女性は「デパートの試着室で試着した時、店員がせっかくの髪型が崩れるからと髪を覆うカバーを渡してくれて、大変感動した」と言った。ある60歳過ぎの紳士は「今日革靴を2足買ったのだが、試着するときに店員が靴ベラを持って、両ひざをついてサービスしてくれた。本当は1足しか買わないつもりだったが、結局もう1足買うことにした。そしてお金を払い終わってみたら、さっきまで履いていた古い靴がきれいに磨かれて靴墨まで塗られていたので、本当にびっくりした。今日初めて『お客様は神様だ』という言葉の本当の意味を実感した」と話してくれた。そしてちょっと頭が良さそうな感じの中年女性が「日本での買い物は本当に一種の楽しみと言える。価格はネットで買うよりも少し高いが、このサービスを受けられるならそれだけの価値は十分にある。ここでは誰もネットショッピングなんてしないかもしれない」と言うと、その場にいた人々は口々にその日の感想と買い求めた「戦利品」を見せあっていた。人間味にあふれたサービスは中国人観光客に大いに認められ、また彼らから多くの金銭を勝ち取ったのだ。


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