携帯電話のバッテリーは、冬になると消耗しやすいという実感はないだろうか?まだバッテリー量が残っているはずなのに、寒風の中で携帯電話の電源を入れると、すぐに「虫の息」になってしまう。北京日報が伝えた。
専門家はこの現象の原因について、大半の携帯電話がリチウムイオン電池を使用しているからだと話す。この電池の内部は、1つの正極、1つの負極、その間の電解液でできている。負極は化学反応によりリチウムイオンを生む。リチウムイオンが正極に移動する間に、電流が発生する。低温環境下では、リチウム電池の化学反応が遅れ、電流が少なくなり、バッテリー量が減少する。
このようなケースは、女性の方が多い。女性は携帯電話をバッグに入れるが、男性は一定の保温性を持つポケットに入れるからだ。英国の携帯電話専門家は、無事に携帯電話の冬を乗り切りたければ、内側のポケットに入れるか、厚めの袋に入れるべきだと提案している。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年1月29日