華為(ファーウェイ)はスマホブランドで米国市場への進出を果たす。同社のスマホブランド「栄耀」の趙明総裁はこのほど、同ブランドの重点国際市場への進出を加速し、2016年には米国市場に進出することを明らかにした。京華時報が伝えた。
最新データによると、栄耀の販売台数は今年すでに4千万台に達しており、2年足らずで6千万台を売り上げている。
趙総裁は「栄耀は来年、重点国際市場、特に米国市場への進出を加速する。来年1月にラスベガスで開催されるコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)で、米国進出に関する情報を発表する」と述べた。
華為は欧州では大きな成功を収めたが、米国政府が華為の製品に国家保安上のリスクが存在すると誤解し、その米国進出に障害を設けたため、同社は米国市場への本格的な進出がなかなか叶わなかった。しかし、端末業務の台頭に伴い、華為はついにスマホブランドで米国市場進出を果たすこととなった。栄耀の前にも華為はグーグル社のスマホ「Nexus6P」の製造を請け負ったことで、間接的に米国市場に進出しており、市場の評価も上々だ。なお、グーグルはNexusの次世代モデルも華為に委託するという。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年12月15日