2016年3月17日  
 

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在日本中国大使館・陳諍文化参事官インタビュー (2)

中日文化の「爆交流」に期待

人民網日本語版 2016年03月17日13:23

2月21日に閉幕した東京の国立博物館での「始皇帝と大兵馬俑」は、4ヶ月に満たない開催期間ながら48万人の来場者が訪れ、来場者が長い列を作って並ぶこともしばしばだった。また福岡と大阪でも巡回展が開かれる予定で、来場者数は100万人に達する見込みだ。日本で行われる展示イベントでは通常会場内での撮影が禁止されているが、今回のイベントでは特別に記念撮影可能なエリアを設け、インターネット上で「みんなで兵馬俑」というイベントを行うなど、歴史好きの人々だけでなく、歴史に関心のなかったような若者たちも惹きつけており、純粋な学術的な意味だけの展示から脱却し、より開かれたイベントとなっている。

日本人が好む中日間の文化交流イベントを挙げるとすれば、10年間続いている中国映画週間だろう。中日関係が難しくなった時期も開催し続けたことは称賛に値する。このほかにもすでに10年の歴史をもつ名古屋春節祭も文化交流を継続し続けているイベントの一つで、中国国内の文化関連機関も訪日団を次々派遣し、サポートしている。つい先日終了した新潟春節祭は今年2回目を迎えたイベントで、1年目のイベント終了後に、新潟県から中国大使館に3日間で6万5千人の来場者が訪れ、今後も続けたいと報告があった。結果として、今年はさらに人気が高まり、来場者は7万人を超えたという。天然記念物のトキや新潟市と西安市が友好都市であることもあり、新潟県民の春節祭に対する人気も非常に高い。これもまた今後ますます強化していくべき分野だろう。

横浜、神戸、長崎、福岡や大分にもローカルブランドとしての春節イベントがあり、大阪では中秋明月祭の人気も高い。今年はさらに大使館の提案で、東京六本木で中国フェスティバルを開催している。これらのイベントは各地の領事館の経験を生かして、文化活動や交流の推進、両国の国民感情の改善に役立てたい。


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