2016年3月17日  
 

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在日本中国大使館・陳諍文化参事官インタビュー (3)

中日文化の「爆交流」に期待

人民網日本語版 2016年03月17日13:23

現在の中日関係の改善には「足し算」と「引き算」をうまく使う必要がある。つまり関係改善に有利なことはより多く行い、不利なものは行わない。すでに深く傷ついてしまった両国の関係を回復させるには、文化活動がお互いの心の交流と、疑いを無くし、信頼を築くため独特な作用を発揮しなければならない。大使館文化処は毎月映画上映会を実施しており、すでに「赤壁」、「きれいなお母さん」、「純愛」、「梅蘭芳」などの映画作品を上映している。特に「赤壁」の上映会では席が足りなくなってしまい、椅子を増やしたほどだ。これらはいずれも日本国民が中国文化を好み、中国を理解したいと望んでいるわかりやすい例だと思う。

この他にも東京文化センターと日中友好会館も文化交流の重要な窓口となっている。各種イベントはいずれも中日関係をつなぐ橋となるだろう。日本国民に広い範囲で中国の古今の文化に接してもらう一方で、訪日して展示に参加したメンバーに近距離で日本に触れてもらい、見識を広めてもらいたい。来日公演したり展覧会を行った芸術家たちの多くは中国文化を好む日本人が多く存在することを発見し、今後の交流に対し、より確かな自信を感じている。

文化交流の作用は単なる「潤滑剤」としてだけではなく、「起爆剤」や「増幅器」としての作用も発揮すべきだ。来年は中日国交正常化45周年であるため、多くの文化交流活動の準備が進められている。例えば中国側は日本の宝塚歌劇団の訪中公演を希望し、日本側は2017年度の図書総合展の主賓国として中国を招待する計画だ。両国が共に努力し、文化の「爆交流」の局面を保ち続けていくことを希望する。(編集TG)

「人民網日本語版」2016年3月17日


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