教室でPPTやビデオを導入して授業をするのはよく見かけるが、体育の授業でもPPTを取り入れたり、さらにはスローモーション再生をしたり、大画面でライブ中継することもできる。江蘇省南京市の多くの学校で体育教師が「マルチメディアインタラクティブ」という方法で授業を行なっており、人々の興味を引いている。
南京市の長江路小学校で体育教師はまず生徒たちにスマホを通して大型スクリーンにデモビデオを投影し、様々な角度から前転、後転をする際の動きを学習する。それから生徒たちはそれぞれに分かれて練習し、練習しているところを先生がスマホで記録する。練習が終わると、先生は生徒たちの練習風景を大型スクリーンに投影し、その場で上映したり、スローモーション再生をしたりして自分の動きの中にある問題点を洗い出す。
同小学校の関係者は「従来の体育の授業は通常『説明する、教える、練習させる』という三段方式で行うが、子供たちは退屈に感じ、授業効率も良くない。『マルチメディアインタラクティブ』を採用することで、楽しくわかりやすく、子供たちもとっつき易い」と語る。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年12月10日