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中国、アジア最長の地下鉄駅の工事を着工

人民網日本語版 2016年04月11日15:24

10日、深セン北大門にある深セン地下鉄10号線平湖センター駅の建設工事が全面着工した。同駅は、中国が建設中の地下鉄駅の中ではアジア最長の駅となる。新華社が報じた。

深セン地下鉄10号線は、深セン市軌道交通第三期工事プロジェクトのひとつで、南端は香港に隣接する福田口岸駅に、東端は竜崗区平湖ターミナルにそれぞれ接続し、総距離29.2キロメートル、2020年に竣工・開通の予定。このうち、終着駅の平湖中心駅は、2層の島式(ホームの両側が線路に接している形式)構造で、カット&カバー工法(地表面から掘り下げてトンネルをつくる垂直掘削方式)を採用、駅の規模は深さ22メートル・総距離710メートルに達し、完成後は、地下鉄駅単体としては世界最長となる。

中国鉄建十八局集団深セン地下鉄プロジェクトの羅海波マネージャーは、次の通り説明した。

このような長い地下鉄駅を建設する理由は、まず、平湖センター駅は深セン地下鉄10号線の終点であり、今後、周辺商業・不動産開発によって、利用客は最低20%以上増えると見込まれ、乗客数の圧力を軽減するために、今後乗換駅に改造する場合の条件を残しておく必要がある。次に、国内の地下鉄車両は、六両編成が一般的だが、深セン地下鉄10号線は8両編成を計画している。だが、地形条件による制約を受ける上、駅内に列車の折返し線を設ける予定であることから、駅がさらに長くなった。市民の利用に便宜を図るため、平湖センター駅には12カ所以上の出入口を設ける予定で、これらの出入口は「街の通り抜け」機能も備えることになる。(編集KM)

「人民網日本語版」2016年4月11日

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