地下鉄の車両ではスマホをいじっている人がたくさんいる。ある国際研究グループの調査によると、地下鉄は、混雑しているほど、乗客のスマホによるショッピングが増加するという。新華社が報じた。
研究者は、ランダムに乗客1万5千人を選び、デジタルサービスの広告を送信した。すると、1平方メートル当たりの乗客が2人以下の時、購入率が2.1%だったのに対し、5人に増加すると、4.3%に上昇したという。
研究グループの一員として、米国エモリー大学のミシェル・アンドルーズ氏は英紙「デイリー・メール」の取材に対して、「混雑していると、スマホが、効果的に精神的負担を軽減するためのアイテムになる。そのため、混雑しているほど、人々はスマホをいじり、モバイル広告にも注目するようになる」と分析した。
「人民網日本語版」2016年2月23日