「知的財産権の保護、創業・革新の促進」をテーマとする第1回中国知的財産権保護ハイレベルフォーラムが9日、北京で開幕した。世界知的所有権機関(WIPO)の関係者が同フォーラムで発表したところによると、喜ばしいことに、中国の国際特許出願件数の伸び率は3年連続で世界3位となった。また、北京市の大学が世界の大学の特許出願件数ランキングでトップ10入りを果たした。北京晨報が伝えた。
WIPO中国事務所長の陳宏兵氏によると、中国のPCT(特許協力条約)国際特許出願件数は、2015年も16.8%と高い伸び率を記録して2万9846件に達し、3年連続で世界3位となった。PCT特許出願件数の上位20位には、中国企業4社が入選した。ファーウェイは世界一をキープ。大学の出願件数ランキングを見ると、清華大学が8位、北京大学が11位に入選した。
陳氏によると、中国のPCT特許出願件数は過去10年間で、10倍以上の成長を遂げた。国内特許出願件数は5年連続で世界一を維持し、中国の技術イノベーション能力、知的財産権の創造力、知的財産権意識の向上を示した。世界の技術イノベーションにおける中国の地位が高まりつつある。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年4月11日