27日、北京動物園から朗報が届いた。23日午後9時24分、生息数がジャイアントパンダよりさらに少ない貴州キンシコウが第2子を出産、「リトル・プリンセス」が誕生したという。これより前に、四川キンシコウと雲南キンシコウも一頭ずつ赤ちゃんを産んでおり、いずれも「女の子」だった。27日、貴州・四川・雲南三種のキンシコウの「女の子」がそろってお目見え、可愛らしさを振りまいた。京華時報が伝えた。
北京動物園でキンシコウの飼育を担当する劉連貴さんは、「昨日で、貴州キンシコウの『リトル・プリンセス』が生まれて4日が経った。すでに体長十数センチ―メートル、体重500グラムほどに育ち、来週にはネットを這い上れるようになるだろう」と話した。また、3月14日に雲南キンシコウ「阿貴」「花花」の間に、4月2日には四川キンシコウ「大壮」と「祥雲」と間に、それぞれ一頭の「プリンセス」が誕生したという。
劉さんは、「2013年4月18日、北京動物園は全国の動物園で初めて、貴州キンシコウ『奇奇』の繁殖に成功した。今回誕生した『女の子』は、同園で繁殖に成功した2頭目のキンシコウとなる」と紹介した。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年4月29日