香港飲食文化展覧会が28日、銅鑼湾時代広場で開かれた。今回の展覧会は、香港の前世紀の懐かしい街角の軽食をメインに紹介している。出展者は軽食の特徴と作り方についてわかりやすい解説をつけて紹介している。
香港の街角の軽食には長い発展の歴史があり、19世紀より香港の路上の屋台から始まっている。これは屋台で生計を立てるだけでなく、低所得層の食のニーズを満たすために登場し、1950年から1960年代前半にかけて最も繁栄した。当時売られていた軽食は種類も多くどれも安かった。香港人は普段の生活リズムが速いだけでなく、食事でも速さを求める。そのため速く食べなければいけないばかりでなく、作る側もスピードが求められた。速くなければ社会に適応できないことから街角の軽食もこの特徴が明らかだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年4月29日