中国交通通信情報センターが開発した「船舶交通管理情報システム」が23日、第13回中国国際交通技術・設備展でお披露目された。同システムは北斗測位システムの船舶交通管理における深いレベルの集積・応用を初めて実現し、中国船舶交通管理システムに対する外国企業の長期的な独占を打破した。新華社が伝えた。
同システムはレーダー目標追跡、データ処理システムなど多くの重要技術を結びつけ、複雑な海の状況における各種目標の検査・測定および安定的な追跡を実現し、大容量水上目標に対するリアルタイム・動的処理能力、水上交通緊急事態対応力を高める。
同センターの責任者によると、同システムは完全に独自の知的財産権を持ち、10件の特許を取得し、さらに中国航海学会鑑定委員会による成果審査に合格している。同システムは秦皇島海事局で応用されており、普及の将来性が期待されている。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年5月24日