国家知識産権局(知財局)はこのほど、2015年の中国知的財産権発展状況に関する記者会見を開き、中国の発明特許出願件数が安定的な増加を維持し、通信事業者の知的財産権分野における活躍が目立ったと報告した。
昨年、国家電網公司は6111件、中国石油化工集団公司は4372件の発明特許を取得し、「ナショナルチーム」としての強さが目立った。2社に続いたのは、ZTE、OPPO、ファーウェイ、小米科技のモバイル通信4社で、いずれも3000件以上に達した。
ZTE、OPPO、ファーウェイは特許取得を重視しており、長年に渡り堅固な基盤を築いてきた。創業からわずか6年の小米科技は、特許問題により国際市場でつまずいていたが、現在は特許の取り組みを強化し、通信特許分野のトップ5入りを果たしている。
ファーウェイは研究開発に巨額の経費を費やしており、2014年は400億元(1元は約17.1円)以上、2015年は600億減弱に達した。ZTEも90億元から122億元に増加。OPPOと小米科技は非公開。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年4月27日