今年も卒業・就職シーズンが到来した。今年は、どんな職業が最も人気があり、どんな職業が最も冷遇されているのだろうか?人材コンサルティングのマイコス研究院は28日、「2016年中国大学生就業報告(以下、「就業青書」)」を発表、今年中国で最も注目されている職業と最も冷遇されている職業を明らかにした。人民日報微信(Wechat)が伝えた。
2015年度大学卒業生の就業関連データにもとづき、就業青書は、「全体的に見たところ、2015年度大学学部卒業生および高等専門学校卒業生に対する社会のニーズ増加が最も著しかったのは、『小・中学校教育』『インターネット開発・応用』『金融(銀行/基金(ファンド)/証券/先物/資産管理)』業界だった。一方、彼らに対する社会のニーズ減少が最も激しかった業界は、『機械/計器器具』『建築工事』『機動車機械/電子』だった」と指摘している。
統計データによると、2015年度大学学部卒業生に対する社会のニーズ増加が最も大きかった業界トップ5は順に、「小・中学校教育」「インターネット開発・応用」「金融(銀行/基金(ファンド)/証券/先物/資産管理)」「医療保健・緊急救助」だった。
また、就業青書では、最も冷遇された業界も発表された。統計データによると、2015年大学学部卒業生に対する社会のニーズ減少が最も激しかった業界トップ5は順に、「建築工事」「機械/計器器具」「販売」「電気/電子(コンピュータは含まず)」「機動車機械/電子」。
2015度大学卒業生の卒業半年後時点での「研修の質」に関する追跡調査は2016年3月初めに完成、全国で回収されたサンプル総数は25万、うち大学学部卒業生のサンプル数は約12万3千、高等職業学校(高職・高専)卒業生のサンプル数は約12万7千だった。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年5月31日