2016年5月31日  
 

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人民網日本語版>>政治

論争の絶えないオバマ氏広島訪問、安倍氏の憲法改正の新たな口実に

人民網日本語版 2016年05月31日14:21

5月27日に広島の平和記念公園で慰霊碑に献花するオバマ米大統領(右)

オバマ米大統領の先日の「広島訪問」は「政治的遺産づくり」という私心に事欠かないが、それ以上に安倍晋三首相の利益のために骨を折った側面が大きいようだ。ニューヨーク・タイムズは先日「長年広島に代表されてきた日本平和主義は、オバマ大統領の今回の訪問で転向するのだろうか?」との問いを発した。答えは知る由もない。だが7月の参院選を前に、憲法改正へ動き出そうとしている安倍氏が、これを機に騒ぎ立て、得票数を伸ばそうと図り、改憲推進の新たな契機を探ることは、予見可能な必然的選択肢だ。人民日報海外版が伝えた。

■長い間地ならしをしてきた訪問

キューバとの国交回復、イラン核問題の解決に続き、オバマ氏は現職米大統領として初めて広島を訪問し、自らの「外交的遺産リスト」に新たな一筆を慌ただしく加えた。AP通信は「G7サミット出席のため訪日したオバマ大統領は27日、広島・平和記念公園の慰霊碑で献花を行ない、入念に準備した方法で戦争の恐怖を簡潔に反省し、広島の惨禍が人々の『道義的覚醒』となることを望むとした」と報じた。オバマ氏は訪問前に述べたように、原爆投下について謝罪はせず、日本国民の一部に不満を抱かせたが、AP通信は「オバマ大統領が広島に姿を現わしただけで、おわびの意と理解されるに十分だ」との見方があることを報じた。

オバマ氏にとっては「綱渡り」のような今回の外交活動だが、安倍氏にとっては長らく待ち望んできた、歓迎すべき大きな慶事であることは間違いない。これに先立ち、今年4月にケリー米国務長官が現職の米国務長官として初めて広島を訪問し、オバマ氏のために先乗りを務めた。「これまでに前任と現任の駐日米国大使も広島を訪問した。安倍政権がオバマ氏の広島訪問のために長い時間をかけて地ならしをしてきたことが見てとれる」と、中国社会科学院日本研究所の呂耀東研究員は分析した。


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