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「主食は何にしますか?」「主食は要りません。糖質制限していますから」―最近、このような会話が、レストランの食卓で頻繁にやり取りされる。ダイエットのために、おかずばかりを食べて主食を食べない人が増えているからだ。日本の「ダイエットの達人」桐山秀樹氏は、「糖質制限ダイエット」の第一人者で、自ら糖質制限を実行し、3週間で20キロの減量に成功した経緯を綴った著作で、多くの「糖質制限ダイエット」ファンから崇拝された。だが、今年2月、桐山氏は心不全のため、東京のレストランで急死した。意外だった彼の死によって、ファンの人々は、「主食を食べないことによる身体への影響」に再び眼を向けるようになった。金陵晩報が伝えた。
文芸活動に一生をささげた桐山氏は、56歳の時に広く世に知られる存在となった。2010年、彼は糖尿病と診断され、「主食を食べない」ことを思いつき、実行に移したところ、3週間で20キログラムの減量に成功した。この経験を書いた本が大ヒット、「ダイエットの達人」と評判になった。だが、主食断ちをして6年目の今年2月、東京のレストランで心不全のため帰らぬ人となった。
桐山氏の急死と糖質制限との間には、関係があるのだろうか?南京市漢方病院ダイエット外来科の李静科長は、「断定はできないが、糖質制限は心不全の間接的な原因となっているだろう。長期間主食を食べないでいると、内臓機能に影響を及ぼすことは避けられない」とコメントした。
李医師は、次のように続けた。