中国の伝統的な祭日である端午節(今年は6月9日)を目前に控え、四川省成都市では5月28日、第8回成都端午食品博覧会と粽子(ちまき)文化節が開催された。同イベントでは約500社の食品会社が合計3000種以上の端午節関連食品を出品し、人々に安全な端午節食品を紹介した。
6月1日、「粽子節」会場を取材に訪れると、会場には中国各地から集まった大手ブランド食品会社が出品し、人々により多くの健康的で安心できる端午節に関連する食品を紹介していた。食品会社は種類や味の上で様々な工夫を凝らし、低油、低脂肪の雑穀粽、豆類粽、植物山菜粽、フルーツ粽など、消費ブームに迎合した新たな品種を展開していた。そんな商品の数々のうち、ヨモギ粽が記者の興味を引いた。
今回のイベントに10種類あまりの味の粽を出品している食品メーカーの周林生さんは記者の取材に対し、彼らのメイン商品であるヨモギ粽は低糖、低脂肪でとても健康的だという。
別のメーカーの楊棋さんも記者の取材に対し、黒いもち米には微量元素のセレンが多く含まれているため、今年は特別に黒いもち米の粽を出品したと答えた。このように今年は健康的な粽がブームとなりそうだ。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年6月3日