外交部(外務省)の定例記者会見で5月30日、華春瑩報道官が質問に答えた。
【記者】日本外相は5月31日、G7サミットが声明で東中国海と南中国海の問題に言及したことについて中国側が日本側に抗議したことを明らかにした。中国側は他の参加国にも抗議したか。
【華春瑩報道官】中国側は今回のG7サミットに対する立場をすでに全面的に明らかにしている。われわれは海洋問題を意図的に誇張し、地域の摩擦を引き起こすG7サミットのやり方に反対する。中国経済は中・高速成長を維持しており、世界経済の回復に対する貢献は誰の目にも明らかだ。日本を含むG7各国が客観的で公正な立場と態度で問題を受けとめ、無責任な発言を止めることを希望する。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年6月1日