外交部(外務省)の5月30日の定例記者会見で、華春瑩報道官が質問に答えた。
【記者】「慰安婦」強制連行被害国の民間組織による世界記憶遺産登録の共同申請活動を中国側が支持するとの報道について確認と、中国側の立場を教えていただきたい。
【華春瑩報道官】「慰安婦」強制連行は第2次世界大戦時に日本軍国主義が犯した重大な罪だ。「慰安婦」関連資料の世界記憶遺産登録は、各国の人々が侵略戦争の残酷性を認識し、歴史を銘記し、平和を大切にし、人類の尊厳を共同で守る助けとなる。「慰安婦」強制連行の被害国・地域の民間組織が「慰安婦」特定問題の共同申請を準備している。われわれはこれに支持を表明する。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年6月1日