習近平国家主席は1日、朝鮮労働党代表団と北京で会談した
習近平国家主席(中共中央総書記)は1日、リ・スヨン朝鮮労働党副委員長(中央政治局委員、国際部長)率いる朝鮮労働党代表団と北京で会談した。
習主席は朝鮮労働党が代表団を派遣して7つの大きな状況を報告したことを歓迎。「重大な問題について戦略面の意思疎通を行なう中朝両党の伝統を体現しており、金正恩委員長と朝鮮労働党中央が両党、両国関係を重視していることを示すものだ。朝鮮の人々が経済発展、民生改善、社会主義事業建設において一層の成果を挙げることを祈る」と述べた。
李副委員長は金委員長からの伝言を伝えるとともに、朝鮮労働党の7つの大きな状況を報告した。金委員長は伝言で「中国側と共に努力し、朝中の伝統的友好関係を強化、発展させ、朝鮮半島及び北東アジア地域の平和と安定を維持したい」と表明した。
習主席は「中国側は中朝の友好協力関係を非常に重視しており、朝鮮側と共に努力して中朝関係をしっかりと維持し、揺るぎないものにし、発展させることを望んでいる」と強調。「朝鮮半島問題における中国側の立場は一貫した、明確なものだ。関係各国が冷静さと自制を保ち、意思疎通と対話を強化し、地域の平和と安定を維持することを希望する」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年6月2日