■国内取引・流通の近代化をどう進めるか
(1)「短所を補い」、流通インフラの整備に力を入れる。商務部は現在全国農産物流通バックボーン建設行動計画を推し進め、公益的農産物卸売市場建設の試行事業を繰り広げ、地域を跨ぐ農産物流通インフラの整備を推進し、農産物の生産地から消費者の食卓までの距離を短縮する。
(2)「コストを引き下げ」、近代的流通方式の発展に力を入れる。オンラインとオフラインの連携を推進することで、電子商取引と高速物流の協同発展を促進し、都市部と農村部の配送網を整備し、物流サービスの水準を高め、物流コストを引き下げ、物流効率を高め、庶民のショッピングを一層手軽で便利なものにする。
(3)「秩序を正常化」し、ビジネス環境の法制化、国際化、円滑化に力を入れる。商務部は現在、重要商品のトレーサビリティ・システムの整備を積極的に推進し、重要商品のトレーサビリティ・システムの範囲を拡大し、ビジネス信義誠実建設重点推進行動計画を踏み込んで展開し、知的財産権の侵害や摸造・粗悪品の製造・販売など違法行為を取り締り、安心できる商品を庶民がより多く、より良く購入できるようにする。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年6月8日