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人民網日本語版>>経済

対外直接投資が50%以上増加 1〜3月

人民網日本語版 2016年04月15日14:00

商務部(商務省)が14日に発表したデータによると、今年第1四半期(1-3月)の金融分野を除いた対外直接投資は2617億4千万元(1元は約16.9円)に達し、前年同期比55.4%増加した。3月に増加した投資額は664億元で同21.5%増加した。1〜3月の対外投資には主に次のような特徴がみられた。

▽「一帯一路」関連国への投資が急増 重点プロジェクトで飛躍

第1四半期には、中国企業が「一帯一路」(1ベルト、1ロード)関連国に35億9千万ドル(1ドルは約109.6円)を投資し、同40.2%増加した。特に3月は中国広核集団が23億ドルを投じてマレーシアのエドラグローバルエネジー社傘下の電力会社の株式と新プロジェクトの開発権を獲得し、「一帯一路」関連5カ国のクリーンエネルギープロジェクト13件も獲得。これにより同集団の海外クリーンエネルギー事業の設備容量は884万3千キロワットに達した。

▽国際生産能力協力が好調

第1四半期には製造業に54億ドルが投入され、同125.9%増加した。特に設備製造業への投資が26億5千万ドルに上り、同176%増加した。

▽企業の海外M&Aが活発に 分野も幅広く

第1四半期には、中国企業が行った海外での合併買収(M&A)取引は142件に上り、取引金額は実行ベースで165億6千万ドルに上り、同期の対外投資全体の41.3%を占めた。36カ国・地域の15産業でこうしたM&Aプロジェクトが行われた。

▽対外投資の地域分布が高度に集中

第1四半期には、中国から香港地区に投入された直接投資は206億8千万ドルに上り、同61%増加し、同期の対外投資全体の51.6%を占めた。対米投資は52億4千万ドルで、前年同期の3.6倍に増え、対ASEAN投資は22億9千万ドルで、同44%増加した。米国とASEANへの投資額が今年の対外投資額全体に占める割合は70%を超えた。(編集KS)

「人民網日本語版」2016年4月15日

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