遼寧省の古い都市瀋陽で14日午前、ドイツのメルケル首相は丁寧に作られた清朝の衣装と丁重な満州族の儀礼による特別な歓迎儀式を受けた。瀋陽の故宮前を去る前、メルケル首相は「中国風」の小さなプレゼントを受け取った。新華社が伝えた。
午後、メルケル首相は中国工業博物館に到着した。古代建築スタイルから近代工業文明へと足を進め、まるで「タイムトラベル」のようだ。ここでメルケル首相は瀋陽で生産された新中国初の国章、初のコンプレッサー、初のトラクターなどの説明を受けた。またBMWブリリアンス鉄西工場を見学、BMWの新型ハイブリッドSUVモデルのラインオフの証人になった。メルケル首相にとって初の東北の旅は国内外の世論において大きな関心が寄せられていた。アナリストは、「現在、東北地域の転換・発展は製造業の高度化にかかっており、これは中国とドイツの提携のために広大な空間を提供している」とみている。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年6月16日