速報で一時1位に立っていた渡辺麻友は結局、約7万票の差を付けられて2位に終わり、「いやー、悔しい!本当に」と涙をのんだ。8度の選挙で、AKB48からは唯一いずれも5位以内に入っていた渡辺麻友はスピーチで、「1位になれなかったのは悔しい。本当に今日のこの日までファンの皆さん、そして海外のファンの皆さんも一丸となって私のことをたくさん応援してくださって、勇気づけられた」と感謝を述べたほか、「今、AKB48はピンチ。でも、私は先輩方がつくってくださったAKB48をこのまま終わらせたくない。これからもこの先も、このAKB48が、4この先何十年先も、たくさんの方に愛され続けるグループであるように、貢献していきたい」と語った。
総選挙を同時通訳付きでライブ配信
ライブ配信で難題となるのが同時通訳。花椒直播は、日本語の分からない中国のファンが同選挙の行方を理解できるようにと、歌のタイトルやメンバーの名前を中国語で表示したほか、日本に留学した経験を持ち、AKBの熱烈なファンである通訳を招き、モバイルライブ配信史上初の同時通訳を実現した。その聞きやすいボイスと、ユーモアを混じえたファンとのやりとりがうけ、この通訳も大人気となった。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年6月20日