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成都パンダ基地、わずか8日間で4組の双子が誕生 その理由は? (2)

人民網日本語版 2016年06月29日14:32

呉氏によれば、パンダの人工繁殖は極めて難しく、「発情」、「交配と妊娠」、「子育て」という3つの難題が存在する。成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地は20年余りをかけて、動物行動学、遺伝学、内分泌学など多学科による研究を重ね、パンダの出産に関する様々な特徴を理解し、人工繁殖の3つの難題をほぼ克服した。

同基地では、オスとメスのパンダは別々に飼育されており、発情期にのみ一緒に飼育し、感情をはぐくむ。交配を促進するため、基地のスタッフは発情期に入ったオスとメスを同じ部屋に入れるが、間はフェンスで仕切ってある。もし互いに気に入らない場合は喧嘩になるためだ。メスが優先選択権を持つため、1匹のメスのパンダの周囲に2~3匹のオスのパンダを近づけ、好みのパンダを選ばせる。繁殖の質を保つために、パンダのDNAから最も良い組み合わせを判断し、適したパンダ同士を交配させているという。

専門家によると、人工飼育のパンダは生活環境に恵まれているため運動量が少なく、生殖能力が下がっている。現在基地では、「パンダポルノ」を見せるなどの方法でパンダの教育を行うと同時に、妊娠確率を高めるため、自然交尾後にさらに人工授精をするという方法を採用している。(編集SN)

「人民網日本語版」2016年6月29日


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