クラシファイドサイトを運営する58集団が28日に発表した「職場人生活状態調査報告書」によると、一線都市を離れる選択をした人の理由では「住宅価格が高額」がトップだった。「京華時報」が伝えた。
住む都市を選ぶ時、人は何を選んでいるのだろうか。高額の収入だろうか。より多くのチャンスだろうか。調査により浮かび上がったのは「慣れ」だった。
調査回答者の48.1%が、自分の住む都市に「慣れているから」、そこで働き、生活することを選んだと答えた。「家族、恋人、友人がいるから」というのも重要な理由だが、割合は29.1%にとどまった。
一線都市を離れる選択をした場合の理由のトップ5は、上から順に、▽住宅価格が高額▽戸籍が現地にないため、定住が難しい▽年齢が高く安定が難しい▽両親の近くで暮らしたい▽仕事の圧力が大きい、だった。1位の住宅価格は7.9%、2位の戸籍・定住は5.9%を占めた。
調査によると、現在、一線都市で働き、暮らす人のうち、47.6%が「これからも一線都市で暮らす」と答え、今いる都市にとどまるか他の一線都市に移る意志を示した。こうした人々は「直面族」と呼ばれる。一方、40.4%が「一線都市を離れたい」と答え、二線都市や三線都市に移るか、故郷に帰る可能性を示した。こうした人々は「逃避族」と呼ばれている。直面族には女性、高学歴、高所得者が多く、逃避族には男性、低所得者、ブルーカラーが多かった。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年6月29日
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