目に見えない細かなところまで入念に清掃
新津さんの清掃は、単に表面の汚れを落とすだけでなく、普段は目につかないような場所も彼女の清掃の対象であり、その除菌や消臭、乾燥など、細かい場所になるほど、新津さんは真剣に清掃に取り組む。
新春さんはその能力を買われ、清掃スタッフの監督として羽田空港の清掃員 700人を統括している。また、公共施設や一般家庭にも出向いて、頑固な汚れを解決することもあり、「カリスマ清掃員」とさえ呼ばれている。
新津さんが最もうれしく感じるのは、心をこめて清掃をしているため、空港にわざわざやって来て彼女に「お疲れ様です」と言ってくれる人が増えていることだ。
NHKは新津さんを番組で取り上げ、「清掃員も職人だ」と評価。しかし彼女は自分が何か特別なことをしていると感じていないとし、カメラに向かって彼女が「職人」と呼ばれるようになるまでなった秘訣を「(仕事場が)家だと思っている。自分の家と思っているので、『おもてなし』でないといけない。心を込めていないといけない。この場所を使う人々に当たり前の日常を届けたい」と語った。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年7月4日
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