外交部(外務省)の洪磊報道官は6日の定例記者会見で、11、12両日に北京で中国と国連がサイバー問題で国際シンポジウムを共催すると発表した。
洪磊報道官は「外交部の責任者や金垣洙・国連事務総長補佐官が開幕式に出席し、約30人の各国政府代表、国連の関係機構、シンクタンク、企業の代表者らも会議に出席する。会議では、サイバー空間の情勢、国際ルールの制定、デジタル経済に関する実務協力、サイバー空間ガバナンスなどについて踏み込んだ意見交換をする予定だ」と述べた。
また洪磊報道官は「現在、サイバーセキュリティ分野の脅威が複雑化かつ多元化している。各国が受け入れ可能な国際ルールの早期制定及びサイバー空間の安定かつ繁栄の維持において国際社会の認識は一致している。このような背景の下で、各国によるサイバー空間の国際ルールを制定するためにブラットフォームを提供し、広範な共通認識をより形成し、国連関係プロセス、実務協力を促進することがシンポジウムの目的だ。国連とサイバー問題国際シンポジウムを共催するのは2014年に続く2回目だ。これは中国がサイバー空間ガバナンスを推進するための重要な外交活動だ」と述べた。(編集LX)
「人民網日本語版」2016年7月8日
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