90年生まれの美女、整理収納サービスで2日間に1万元稼ぐ

整理収納サービスは成都では始まったばかり。1990年生まれの■美さんは思い切って起業し、この一年余りで60～70人の客にサービスを提供してきた。

現代の都市生活のリズムはますますスピーディになっており、家事のサポートサービスも「技術系の仕事」となりつつある。そしてその収入も決して低くはない。日本の「片づけコンサルタント」近藤麻理恵さんは整理整頓のエキスパートとして2015年度米「TIME」誌の｢最も影響力のある100人」に選ばれているほどだ。四川省成都市でも、クローゼットの整理収納サービスは少ないということもあり、1990年代生まれの成都美人、■美さん（■は登へんにおおざと）はクローゼットの整理収納を手助けすることで、2日間で最高1万元（1元は約15円）稼いだこともあるという。

2015年、■美さんは自分の整理収納会社を設立。社員はたった3人で、事務所も10数平方メートルだったが、まずはこうして起業の一歩を踏み出した。ネットの掲示板や仲介業者を通じて宣伝してもらったり、知り合いから紹介してもらって、少しずつ常連客もつくようになった。

起業から1年あまりで、60～70人の顧客に対しサービスを提供し、月平均6～7件の業務を請け負うようになっている。顧客のほとんどは女性だが、今年の6月には初めて男性の顧客の業務を請け負ったという。

料金はクローゼットの幅に基づいて計算され、1メートル100元が最低基本料金で、1時間以内であれば100元、1時間を超える作業量の場合は120元となる。一般的なクローゼットであれば、3メートル前後だということだ。今まで請け負った業務の中で最高額は1件で1万元だという。（編集TG）

「人民網日本語版」2016年7月9日