ユニクロを展開するファーストリテイリングは2015年9月1日から2016年5月31日までの決算を発表した。全体の収益は前年同期比6.4%増の1兆4300億円となった。主力ブランドであるユニクロは日本と海外で売上を伸ばしたが、利益は落ちた。北京商報が伝えた。
ユニクロの日本での2015年9月1日から2016年5月31までの売上は前年同期比6454億円(1.1%)増で、営業利益は前年同期比18.1%減の932億円だった。ユニクロの海外での同期の営業利益は前年同期比18.7%減の422億円だった。中華圏では収益が増加に転じ、東南アジア、オセアニア、欧州では増収増益、韓国では利益が引き続き減少し、米国では赤字がやや減少した。2016年5月31日時点で、海外のユニクロ店舗は前年同期比161店増加した。
ファーストリテイリングは今後ネットを通じた売上が全体の30%になるとして、物流配送体制のモデル転換に取り組んでいる。すでに東京の未来型物流センターの運用を開始し、今後は日本の他の地域や中国、米国など海外の拠点に新型物流センターを開設する計画だ。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年7月18日
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