また李総理は、「現在の中国経済は形の上では変動があるが、勢いは安定しており、持続的に好転している。だが中国はグローバル経済情勢が引き続き複雑で厳しく、中国経済の下押し圧力が依然として大きく、諸々の課題に直面していることもわかっている。中国は努力して難関を攻略し困難を克服し、改革の全面的な深化を堅持し、行政手続きの簡素化をさらに推し進め、社会の創造力と市場の活力をより大規模に発揮させる」と強調した。
参加した国際経済金融機関の代表は、「このたびの対話会はタイミングがよく、各方面は地球的な課題への対応やグローバル経済の回復などについて幅広く掘り下げた意見交換を行い、多くの共通認識に達した。また国際社会とのコミュニケーションを強化し、国際協力に力を尽くしたいとする中国の積極的な姿を示す機会にもなった。中国は世界の貿易システムにおける重要なパートナーであり、グローバル化と多国間主義の積極的な提唱者であり、今年のG20サミットの議長国として重要な指導力を発揮している。IMFが世界経済の成長見通しを引き下げたと同時に、中国経済の成長見通しを引き上げたことは、中国政府の改革開放への揺るぎない決意と持続可能な成長の実現という政策の方向性と成果を評価するものだ」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年7月23日
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