洪水災害の際、人民解放軍の兵士を目にすると人々は希望を感じるものだが、実は彼らも一般市民にほかならない。そしてその大半が「家族より人々を優先」させるという精神で任務にあたっている。河南省■河市(■はさんずいに累)の兵士劉少博さんは湖南省岳陽市で洪水対策の第一線で奮闘、彼の妻も洪水対策の現場で後方支援を行ない、夫婦2人で洪水の最前線で立ち向かっている。一方、家にいる年老いた両親はそれを誇りに感じながらも不安を抱えていた。なぜなら労働力が少なくなったことで栽培した数万キロのスイカの収穫が追い付かない上、売りに行くこともできず、ただ地面で腐っていくのを見ることしかできなかったからだ。
18日、このことを知ったある親切なネットユーザーがネット上に書き込みを投稿すると、このニュースはすぐに地元に広がった。ネットユーザーたちはすぐさま続々とやってくるとスイカを買ったり、売るのを手伝ったりし、また大量のスイカを買いに訪れる企業までも。その結果、ほんの半日で家のスイカ7トン5000キロを売り切った。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年7月22日
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