河北省作業チームが洪水災害の調査結果を公表 (2)

作業チームは関連気象資料を確認した上で、現地で七里河の流れや決壊した箇所、上流の東川口ダムなどを調査し、決壊原因についてのディスカッションと分析を行った。そして初期段階の判断として、19日夜の七里河ダム決壊は、局地的な強い雨でダムが最高水位まで達したことにより発生したもので、人為的被害によるものではないと結論付けた。作業チームは早期警戒情報の通達や、集団離散などの問題の調査に向けて一層力を入れているという。

河北省委員会はこれまでの確認作業をもとに、作業規律の徹底と作業の徹底を進めていくため、今回の洪水防止・救出活動の作業を怠っていた経済開発区党工委員会書記及び管理委員会主任の段小勇、邢台市経済開発区東汪鎮党委員会書記の張国偉、石家庄市交通運輸局党組メンバー及びエンジニア総監督の何占魁、井■（■はこざとへんに徑のつくり）県副県長賈彦廷に対して、停職検査処分とし、身辺調査や責任の明確化、法に基づいた責任追及を行うと決定した。（編集YK）

「人民網日本語版」2016年7月26日