2016年7月25日  
 

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日本の食品価格が20年間変わらないのはなぜ?(二)

人民網日本語版 2016年07月25日10:56

日本の食品価格が20年間変わらないのはなぜ?(一)

日本人は「国産」が好き

近年、中国では高価な輸入食品が大人気となっていることは、海外商品の代理購入が盛んになっていることからも垣間見える。一方、日本の状況はそれとは正反対で、値段も輸入品より高いにもかかわらず、日本人の心の中で変わることのない位置を占めているのが「国産」の食品だ。

牛肉を例にすると、日本の国産牛肉は約450円/100グラム。一方、オーストラリアや米国から輸入した牛肉は約150円/100グラムで、値段は国産牛の3分の1程度だ。

それでも、懐事情さえ許せば、日本人は国産を好む。その理由は、おいしいだけでなく、安心だからだ。「国産品」は、日本人の食習慣にマッチしているだけでなく、「日本製」は品質が高く安全であることの代名詞のようなものとなっており、そこには日本人の民族や国に対する誇り、自信が詰まっている。

農産品を栽培・養殖し、それが加工されて、スーパーなどに並ぶまでのどの過程でも、日本人はその品質に高いこだわりを持つ。


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