2016年7月27日  
 

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米国人交換留学生の中国生活 広場ダンスにデートも希望

人民網日本語版 2016年07月27日13:14

クラス会にも積極的に参加するエディさん。

米国の子供が中国の学校に通った場合、どんな反応をみせるだろうか?1学期間の中国での留学生活を終えたばかりの米国人交換留学生エディさんは、授業中に居眠りをする学生から「優等生」へと生まれ変わった。成都商報が伝えた。

中国式の「勤勉」と米国式の「自由」

2015年7月、双流中学実験学校は米国ノースカロライナ州カンザスメトロ私立学校から、米国人男子学生のエディさん(16)を交換留学生として、同学校で1学期間、授業を受けさせて欲しいという内容の留学申請を受けた。

エディさんはあっという間に中国生活に馴染み、毎日朝から晩まで笑みがたえなかった。同級生と一緒になって様々な悪戯を考え付いたり、広場ダンスを踊りに行って「おばさんファン」を大量にゲットしたり。外事処の楊処長がほっと一息つこうとしていると、エディさんのことを「訴える」人々が押しかけ、彼女の事務所はたちまち騒がしくなるという始末。楊処長は「エディさんは良い子だけど、大半の人が思うような『良い学生』とは言えない」とした。

「やってきたばかりの頃、エディさんは毎日、授業中、特に1時間目は居眠りばかりしていた」と楊処長は続ける。中国人が大事にしている「勤勉」と米国人が大事にしている「自由」との衝突が学校とエディさんとの最大の食い違いになった。

「学校に通う第一の義務は勉強」という「当たり前」とされていることも、今回ばかりは反論されることに。エディさんの付き添いとして中国へ来た彼の父親は同校の外事処事務所に対し「自分は子供の勉強については別に気にしていない。関心があるのは子供が楽しいかどうかだ」と発言したためだ。


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