アフリカの環境保護主義者たちはこのほど歴史に残るゾウの移送プロジェクトを遂行、アフリカのマラウイ共和国から来た500頭のゾウをクレーンやトラックで彼らの新しい住処まで移送した。
ゾウ1頭の体重はそれぞれ数トンに達するため、その移送には困難を極めた。環境保護主義者たちはヘリコプターを使い、上空からゾウに麻酔薬を注射してから、ゾウの耳でその目を覆って光から守るようにしたほか、長距離輸送中もスムーズに呼吸ができるように小枝を使って鼻腔を開げるなどの処置をおこなった。ゾウたちは麻酔薬で暫くの間、気を失うものの、約300キロの旅を終えると再び目を覚まして元気を取り戻すということだ。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年7月27日
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