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台湾で働く日本製ロボット 月給2万6千台湾ドル超

人民網日本語版 2016年07月30日11:15
台湾で働く日本製ロボット 月給2万6千台湾ドル超
台湾にお目見えしたヒト型ロボット「ペッパー」。

中国台湾地区の鴻海精密工業と日本のソフトバンクが共同開発したヒト型サービスロボット「ペッパー」が、このほど台湾に上陸し、「雇用」され、いろいろな現場で働いている。最初の雇用主は台湾第一銀行、カルフール、国泰人寿保険、台新国際商業銀行、亜台電信など。屏東県政府もおもてなしツールとして導入を予定しており、9月末までに働き始める予定だ。「月給」は2万6888台湾ドル(1台湾ドルは約3.2円)で、台湾地区の大卒者の初任給の平均2万2千台湾ドルよりも多いという。人民日報海外版が伝えた。

第一銀行は一気に20台を導入した。営業運営業務処の杜文達処長は、「第一段階としてペッパーにはお客様を迎えて、番号を伝えるサービスを担当してもらう。簡単な応答と商品の紹介もしてもらう。人工知能(AI)技術を背景として、将来はサービスの内容が拡大する見込みだ。ビン南語(福建省南部の方言)を話すのも問題ではない」と話す。

台新金融持ち株会社の個人向け金融事業部門の尚瑞強執行長は、「接客のほか、台新のペッパーは歌や踊りもできるし、お客様とちょっとしたゲームを楽しむこともできる。人工知能を取り入れて、ペッパーをお客様のことをよくわかったプロの金融サービス提供者に育てていく」と話す。

ペッパーは日本では1千社を超える企業や店舗に採用されている。可愛らしい様子で人目を引くことに成功し、顧客や来店者が増加したという。(編集KS)

「人民網日本語版」2016年7月30日

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