外交部、いかなる形の「台湾独立」言動にも断固反対

外交部（外務省）の陸慷報道官は22日の定例記者会見で「国連は主権国家で構成される政府間国際組織であり、主権国家のみが加盟を申請できる。中国の政府と国民はいかなる形の『台湾独立』言動にも断固として反対する」と表明した。

【記者】報道によると、台湾防衛当局元トップの蔡明憲氏率いる「台湾国連協進会」は蔡英文氏に対して、国連の潘基文事務総長に書簡を送り、「台湾」名義で国連の新たな「加盟国」となる意向を表明するよう求めた。台湾外務当局の責任者は18日、台湾当局は意義ある参加を続けるが、「国連加盟」を推し進めることはないと述べた。これについてコメントは。

【陸報道官】周知の通り、国連は主権国家で構成される政府間国際組織であり、主権国家のみが加盟を申請できる。世界に中国は1つしかなく、台湾は中国の一部だ。中国の政府と国民はいかなる形の「台湾独立」言動にも断固として反対する。「1つの中国」の原則に挑戦し、「2つの中国」「1つの中国と1つの台湾」をつくるいかなる企ても思い通りになることはあり得ない。（編集NA）

「人民網日本語版」2016年8月23日