「中国天文年暦」によると、8月23日0時38分に「処暑」の節気を迎える。処暑を迎えると、中国のほとんどの地域では酷暑がピークを過ぎる。だが、専門家は、「秋老虎(残暑)がまだまだ猛威を振るうこの時期なので、くれぐれも油断しないように」と人々に注意を呼び掛けている。新華網が報じた。
処暑は二十四節気のうち、第14番目の節気で、新暦では毎年8月23日もしくは24日にあたり、酷暑の峠を越える時節だ。
天津市天文学会の趙之■(■は王へんに行)理事は、「処暑のころ、中国では多くの地域で気温が依然として高くなる。特に南方の一部では、気温はまだまだ高く、秋老虎(残暑)が依然猛威を振るっている」と指摘した。
気象学では、「秋老虎(残暑)」とは、処暑後5日間続けて最高気温が35℃を上回ることを指す。だが、立秋と処暑のあとに現れる短い高温の天気も、「秋老虎」と呼ばれる。
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