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6月21日は夏至、一番暑い「三伏」今年は40日間

人民網日本語版 2016年06月22日14:14

二十四節気の第10番目・夏至から数えて3番目の庚(かのえ)の日から10日間のことを「頭伏」と呼ぶが、今年の夏至は6月21日。天文学者によると、今年も昨年と同じく、「三伏(夏の最も暑い時期)」は40日間だという。新華社が報じた。

北半球で一年のうちで最も昼の時間が長い夏至が、その年の「三伏」の長さも決める。一般的には、夏至から数えて3番目の庚の日から「初伏」が始まり、夏至から4番目の庚の日から「中伏」が始まる。そして、立秋以後の最初の庚の日から「末伏」が始まり、初伏、中伏、末伏の総称が「三伏」となる。

天文教育専門家で天津市天文学会の趙之■(■は王へんに行)理事は「庚の日は毎年異なるため初伏の日も毎年異なってくる。初伏と末伏はそれぞれ10日間と日数が決まっているが、中伏の日数は年によって異なる。夏至から立秋までの間に、庚の日が4回ある場合、中伏は10日間、5回ある場合は20日間となり、初伏、中伏、末伏の日数の合計が三伏の長さとなる。今年は夏至から立秋までの間に庚の日が5回あるため、中伏の長さは20日間となる」と紹介した。

具体的には、今年は7月17日から初伏が、7月27日から中伏が、8月16日から末伏が始まり、8月26日に三伏が終わる。

気象資料によると、三伏に暑くなるかは、その長さではなく、大気の循環や亜熱帯高気圧の位置、強さ、抑制時間などで決まる。ただ三伏が始まると、気温が高くなり、日差しも強くなるほか、湿気も高くなるため、蒸し暑く、不快に感じるようになり、1年で最も暑い時となる。趙理事は「この季節は、暑さ対策に特に注意し、水分補給をしっかりして、できるだけ外出は避けたほうがいい」と注意を呼び掛けている。(編集KN)

「人民網日本語版」2016年6月22日

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