2016年8月24日  
 

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中日両国の大学生がオリンピックをテーマに両国の国民性について考える (2)

人民網日本語版 2016年08月24日10:26

発表を行う中日の大学生

●中国人は個性をはっきり出す 日本人は集団に溶け込む

発表会の中で、中日両国の大学生はみな、中国人は個性をはっきり出し、日本人は集団主義に偏っていると認識していることがわかった。大学生たちは、中国が実力を発揮するオリンピックの競技は、卓球、バドミントン、飛び板飛び込み、競泳、重量挙げ、射撃などの個人競技に集中しており、日本が実力を発揮するのは、野球、サッカー、ソフトボールなどの団体競技であることを指摘した。これらの違いが生じる理由として、中国の人口が非常に多く、アスリートたちは激しい競争を強いられ、最も優秀な人材だけがテストに合格し、国家の代表となる選抜システムになっている。これにより中国のアスリートは自分を高めるための努力を続け、個人の力を強くする傾向がある。それに対して日本では、幼い頃から集団活動の中で運動技能を身に付ける。仲間や協力といったことが社会グループで生きていく上で重要なテーマとなる。さらに日本のアスリートの選抜システムは中国とは異なる。プロのチームに入るための重要な舞台としてよく知られている野球の甲子園大会を例にしてみると、大会に参加するチームは学校の野球部に所属しており、野球部のメンバーは団結や協力の考えを大切にし、チームの成績が良くなるように全員一丸となって練習に励む。このように集団の力が求められるのだ。


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