このほか、「ホームスクーリング」を行っている学生のうち、男の子の割合は62.30%と、女の子を上回った。年齢層を見ると、多くが4歳から10歳(60.42%)で、うち最多が6歳、最少が17歳となった。「ホームスクーリング」を行っている学生は、小学校教育過程の子供が多勢を占めることは明らかであり、中学・高校教育過程の子供をはるかに上回った。
○保護者の多くは高学歴
「ホームスクーリング」実践家庭の保護者の学歴について見ると、その多くが高学歴で、「短大以上の学歴」を持つ保護者は全体の75.42%に達した。保護者の職業別では、企業のサラリーマン、教員・医師・技術者などの専門職、フリーランサーが全体の63.13%を占めた。
21世紀教育研究院の調査研究から、調査対象となった「ホームスクーリング」実践家庭の所得は、「2万元(約30万円)以下」と「5万元(約75万円)以上」の両極端に別れていることがわかった。うち最多を占めたのは「月収1万元(約15万円)以下」の家庭で56.73%。また、「両親がフルタイムで子供の勉強を見る必要がない」と考えている家庭が多勢を占めた。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年8月26日
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