23日に北京で発表された報告によると、現在、中国の中産階級の規模は日に日に拡大しているものの、同グループは未熟で、ほとんどが虚弱な状態。自分の境遇に強い焦りを感じている人が多いという。中国新聞網が報じた。
中央社会主義学院(中華文化学院)統一戦線ハイエンドシンクタンクは同日、「中産階級の今後の発展の動向と社会のガバナンス改革」と題した学術セミナーを開催し、北京理工大学の楊帥博士が、同シンクタンクの重要課題である「中産階級と社会のガバナンス改革」をめぐって報告を行った。
報告によると、現在、中国の中産階級の規模は拡大を続け、利益訴求は日に日に多元化し、社会における影響力も拡大している。そのため、社会の構造に変化が起き、社会のガバナンスにも新たな課題が生じている。
報告によると、中国の中産階級は少なくとも個人資本所有者や個人事業経営者、専門技術者、事務員、経営幹部などを含んでいる。また、中国の中産階級の規模は日に日に拡大しているものの、同グループは未熟で、ほとんどが虚弱な状態であり、自分の境遇に強い焦りを感じている人が多い。そして、その焦りも大きくなる傾向にあるという。
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