2016年9月8日  
 

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午後7時以降の食事で心臓病発作と脳卒中のリスク増大

【中日対訳】 

人民網日本語版 2016年09月08日10:23

夜食好きの人は多いが、夜食を食べると深刻な病気にかかる可能性があるらしい。トルコの研究機関が行ったある研究によると、就寝前の2時間以内、最もよいのは午後7時以降に食事を摂るのを控えるべきであるとし、その時間帯の食事摂取は心臓病発作や脳卒中の発症リスクを上げるということだ。新華社が伝えた。

通常、就寝後に血圧は最低でも10%下がる。トルコの国立9月9日大学の研究者が平均年齢53歳の高血圧患者721人を対象に行った調査で、就寝前の2時間以内に食事を摂った患者はそうでない患者に比べると、夜中に血圧が下がらず、血圧が高い状態が続く可能性が2.8倍にもなることがわかった。研究者は欧州心臓病学会・ローマ会議で、「食事を摂ると体内にストレスホルモンが分泌され、体は『重度警戒』の状態になってしまう。しかしこの時間帯は体をリラックスさせてから寝る準備をすべきだ」と発表した。

英国「デイリーメール」紙は研究者の発表を引用し、「高血圧患者はもともと心臓病のハイリスクグループに属する。夜中に血圧が下がらない場合、心臓病発作あるいは脳卒中のリスクが高くなる。血圧が正常範囲内の人も、この研究結果を心に留めるべきだろう。また過去の研究でも、夕食を早めに食べることで乳がんのリスクが下がり、血糖値水準も下がることでよりカロリーが消費されやすくなることがわかっている」と報じた。(編集YK)

「人民網日本語版」2016年9月8日

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