昨年12月に、国家質量監督検験検疫総局(AQSIQ)と中国国家標準化管理委員会(SAC)は、新国家基準GB/T19855-2015「月餅」基準を発表している。その新規則には五仁月餅と表示できるのは、クルミ、アンズの種、オリーブの種、カボチャの種とゴマの5種類の原料を餡に加工した月餅のみと明確に定められている。この影響で今年の五仁月餅は例年と比べ市場に出回っている数が明らかに減少した。しかし、一部の五仁月餅好きの思いは一途なままなので、需要自体は減少せず、需要と供給のバランスが崩れる現象が生じたというわけだ。
北京稲香村の担当者は、市場ニーズの高まりを考慮し、今年は手作りの五仁月餅の供給を去年より12%増加させており、手作りチームの作業員も24時間体制で生産に励んでいるという。(編集TK)
「人民網日本語版」2016年9月9日
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