国防部ウェブサイトによると、中豪米合同訓練「コワリ2016」に参加する南部戦区陸軍の将兵14人が24日、オーストラリア・ダーウィンの軍営に到着した。27日、豪陸軍による開幕式に参加した後、合同訓練が正式に開幕した。
合同訓練は8月27日から9月11日までダーウィン北部の農場で実施される。オーストラリアは陸軍の将兵10人が参加、米国は海兵隊員5人と陸軍兵5人が参加する。中国側は幹部5人と兵士5人が参加するほか、4人の指導チームが同行して指導にあたる。
今回の合同訓練は野戦サバイバルを課題としており、技能交流と総合訓練の2段階で実施される。8月27日から9月6日までは技能交流段階で、三カ国隊員の混合チームで火おこし、水や食物の入手、動植物の見分け方など野戦サバイバルの基本知識や自己救出、相互救出などの技能知識を学び合う。9月7日から複雑な気象条件下での野戦サバイバル総合訓練を実施する。オーストラリア側は中国と米国のハイレベル代表団を現地視察に招待した。合同訓練で三カ国将兵はオーストラリアの野外の厳しい気候条件やワニ、毒蛇、毒虫による攻撃の可能性に直面する。三カ国隊員は困難を克服し、共に戦う中で厚い友情を結び、信頼し合うチームとなる。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年9月9日
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